世界が認めた腰痛治療器プロテック

 

ここで改めて、「プロテック」の特徴を挙げておきます。

 

1.患者にやさしい

 

「プロテック」による基本的な治療は、横(横臥)になることなく、椅子に座った姿勢から腰を浮かせた状態にするだけなので、無理がなく安全です。

 

強引に引っ張ったりはしません。腰を浮かせた状態にするだけで痛みが消失したり、治療効果を実感しやすいので、特に身体を動かすことがつらい急性腰痛、痛みの強い患者さんには大変喜ばれ、高齢者の方でも治療が行えます。

 

また、左右の脚の高さを変える、脚の開き具合を変える、ハムストリングストレッチを行う等、症状によって最適な治療を行うことが可能です。

 

「プロテック」は、「腰痛症」「変形性腰椎症」「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」「腰椎変形性すべり症」「腰椎分離症」「腰椎分離すべり症」「坐骨神経痛」「膝関節炎」の改善に効果が期待できます。

 

2.施術者にやさしい

 

 「プロテック」による基本的な治療は、約10分間、腰を浮かせた状態で行うという、とてもシンプルなものです。装着方法も簡単で約15秒で、患者さんの腰を浮かせることができます。 

 

違和感なく装着できて、丈夫な構造で患者さんをしっかりとホールドし、安全性も確保されていて、また、リモコン操作で簡単に椅子を上げ下げできるので、施術者が女性の場合や、患者さんの体重が重い場合でも容易に装着できます。

 

他の電動式マッサージ器のように、施術者がその場から離れることもなく、つきっきりで施術を行うので、双方にとって安心感が得られ、安全な状態でゆとりを持った施術が受けられます。

 

3.施術のバリエーションが広がる

 

「プロテック」による腰椎重力除去療法によって、椎間板内圧を下げた状態にし、さらに施術者の手技や運動療法を施すことで施術のバリエーションが広がり、より高い効果を得ることが可能になります。
腰痛治療の他にリハビリテーション、ストレッチ、筋力トレーニングなどを行うことができ、機能回復だけでなく、QOLの改善や再発予防にもつながります。また、バランスボールを用いた抵抗運動によるトレーニングにも適していて、付属のセットを装着すれば頸椎との同時治療もできます。

 

この画期的な腰痛治療器は、米国特許庁にも特許として認められており、現在、日本国内はもちろん、欧米を中心としてタイやシンガポールなど世界24カ国に普及しています。

 

私はこの「プロテック」に出会ったことで、椅子に座るだけで上半身の重力の除圧ができるまったく新しい概念に基づく腰痛治療器であることがわかったので、製造・開発元である株式会社メディカの片根文男氏と共同で、腰痛治療のより効果的な使い方について研究と検証を重ねました。

 

「プロテック」は、ただスイッチを入れれば自動的に患者を治療できる装置ではありません。施術者が患者と向き合いながら動きの中で適切な運動療法やストレッチを行うもので、そのためにはそれなりの操作技術を必要とします。

 

そこで私は、「プロテック」の機能を応用することによって、腰痛のバイオメカニクスの観点からより精緻な鑑別診断法ができるのではないか、と考えました。

 

柔整師は、レントゲンなどの診断装置は使えません。「ならば、動きの中で腰痛のバイオメカニズムに則った鑑別診断を行える方法を確立し、その鑑別診断に基づいた最も効果的な施術のプロトコール(標準治療)をつくろう」と決意し、そして試行錯誤をくり返しながら、ついに、腰痛の鑑別診断から治療技術までを包括した「ニュートンメソッド」を構築したのです。